いじめによる自殺者が絶えない

いつまでたっても、いじめによる自殺者が無くなりません。

悲しいことです。

毒親である証拠

いじめによる自殺者が絶えない
Image by Gerd Altmann from Pixabay 

実は、私の息子もいじめを受けていました。

息子の様子をしっかり観察できていなかった私には、彼の悩みを感じ取ることができませんでした。

彼は、自分のことも攻めましたが、それ以上に相手を責める気持ちが強く、

相手に怪我をさせました。

その知らせを受けたときに、

何ということをしてくれたのか! と最初に世間体を気にする自分がいました。

外からの視線を想像して、体が震えました。

毒親の毒が抜けるとき

私の場合、息子に辛い思いをさせてしまったことに気づいたこの事件の時が毒が抜け始めた時です。

子どもに人を傷つける行動をさせてしまったこと。それまで息子がそんなに辛い思いをしていたことに気づかずにいたこと。

子どもを危険から守れなかったこと。

このままではいけないと、強く思いました。

そして、同時に息子の命が失われずに済んだことに感謝を始めました。

社会的には失格だったけれど、息子の親としてははじめて一歩を踏み出すことができました。

事件の後

学校はいじめがあったことを認めませんでした。

となると、息子が一方的に人に怪我をさせてしまったことになりました。

そこで、戦うことをしなかったのも立派な毒親でした。

今なら、しっかり戦うことができるけど、その時は毒親すぎて、戦うすべを知らなかったのです。

結果、息子の心に大きなしこりを残してしまいました。

学んだこと

息子の心のしこりは、その時から少しずつほぐせるように努めています。

今でも彼の命を無くすことがなくて良かったと心から思っています。

もし自分が毒親かもと思っている方がいらしたら、

子どもの命を無くすようなことがないことがないように、

もしかしたら? と思った時が自分の心を見つめるチャンスだと思います。

これからは、ご自分のお子さんだけではなく、隣の子どもも愛せるような人になっていきましょう。

命を失わないために。