毒親を殺したい
ここに来てくださったということは、あなたの親は、きっと「毒親」なのだと思います。
たくさんの毒を持った親、たくさんの毒をあなたに与え続けた親、そして、今あなたが殺したいと思っている相手。
まず、私はあなたに、深呼吸をしてもらいたいです。
それから、ゆっくり読んでみてくださいね。
吐き気や頭痛、過食症、拒食症など体のサインが出ているときに、もしかしたらこの体の症状の原因は、親が毒親だからかも知れないと気づき、確信することができれば殺意のガス抜きになると思います。
親を毒親と認めたときに爆発する感情
今まで、ずっと、ずっと親が毒親だと認めたくなかったのだと思います。
もしかしたら? と思ったこともあったかもしれないけれど、きっと自分で疑いを否定してきたのでしょう。
友人の親と比べて、おかしいと思ったこともあるでしょう。
何故だろう? どうして自分の親は、そんなことを言うんだろう? 何でだろう?
それでも、自分が知っている親は、その人だけです。
頼れるのも、その人だけです。
やっぱり親だから、好きになりたい気持ちがあります。
だから、親の行動、言動に不信感を持っても、親を信じようとずっと努力してきたのではないですか?
その人のために、その人が喜ぶことを続けてきたのではないでしょうか。
それなのに、どうしてもその人のことを、全く尊敬できないし、感謝もできない。
そして、心の奥で、どんどん嫌いになっていく。
あなたが何か言い返すと、暴力を振るう毒親なのかもしれない。
言い返したら、100倍もの嫌な言葉を返してくる毒親なのかもしれない。
全てを自分の思うままにコントロールしようとする毒親かもしれない。
宗教などの信仰を強要する毒親かもしれません。
気づくと、心は、恨みや、悲しみや、憎しみや絶望で一杯になっている。
そして、この人は、「毒親」なのかもしれない、いや、「毒親」だ!
と気づき、自分の親が毒親であるという事実を認めるときは必ずやってきます。
その時に今までずっと毒親から与えられ続け、貯めてきたネガティブな感情が爆発することがあります。
その瞬間に殺意を抑えられない場合は、毒親を殺してしまいます。
殺さずにすんだら
あなたが毒親を殺さずにすんだら、それは、とてもラッキーだと思います。
何故なら、ご自分の大切な人生を自分の手で終わらせなかったからです。
感情の爆発の後にも毒親への怒りは減ることはなく、
悲しさもつのり、今まで気づかなかったことと過ごしてきた時間への情けなさが増していくでしょう。
そして、新たな殺意が増加していくと思います。
このページにきてくださっている方は、毒親を殺したいと考えているか、ご自分の命を絶とうと考えているかなのでしょう。
おそらく毒親から、全て悪いことは「人のせい」「お前のせいだ」という考え方を植え付けられているから。
だから、毒親から教わった通りに
「自分の人生がうまくいかないのは親のせいだ。だから殺してやる」・「このまま続けていても自分の人生は良くなるはずはない」という気持ちが育ちます。
そう考えても、毒親を殺さず、自殺もしなかったあなたは本当にラッキーです。
自分が、そんなふうに考えてしまう理由が毒親のせいだとわかれば、人生を良くしていけるからです。
そして、毒親を殺すより苦しめることは、「自分が自立して、毒親から離れて幸せになる」ことをお伝えします。
子どもの幸せを願うのが普通の親なのに、心の底で子どもの幸せを望むことができずに子どもが幸せになるのを見るのが何よりも辛くて、嫌なのが毒親なのです。
殺される痛みは一瞬ですが、子どもの幸せを見る苦悩はずっと続きます。
あなたが「幸せ」になって、毒親を苦しめ続けることが、復讐につながるんです。
そしてできることなら、毒親の連鎖を自分が止めようとしてみてください。
大変な努力が要りますが、心を強く持って、乗り越えてみましょう。
不満が他に向くと
殺意が爆発すると殺人になってしまいます。
直接怒りの対象である毒親を殺すか、複雑な心の理由から親は殺すことができず「誰でも良いから殺す」という選択をします。
直接「お前が悪い」という言葉は言われないけれど、長期間自己肯定感を下げる言葉を浴びせ続けられると親への不満が溜まります。
過干渉な毒親や条件付きの愛情しか注がない毒親に育てられると、いつか不満が爆発することがあります。
その場合の殺人の対象が不明確になり、本当は殺したい相手であるはずの「毒親」ではなく、「誰でもいい」となります。
2022年8月に渋谷で起きた、「親を殺す練習を他の人でしてみた」という事件も、2008年の秋葉原での事件も親への殺意を直接向けることができないという気持ちの現れでしょう。
新しい考え方
まず始めて欲しいのは、親が「お前のせいだ」というのを真面目に受け止めないことです。
そして、新しい言葉を自分で追加していきます。
親は、はっきり「お前のせいで、こうなった」と言わなくても、似たような言葉をたくさん使っているはずです。
産まなければ良かった・お前がいるからこうなった・お前さえいなければなどという言葉を何度も聞いたことがあると思います。
過干渉の親の場合は、「あなたのためだから」と言いながら、子どもの人生をコントロールしようとし、条件付きの愛情しか与えない毒親は、何をしても褒めることはせず、常により高いハードルを出してきます。生活も毒親の思う通りにさせたがります。
これからは、この種類の言葉を聞いたらすぐに
「また言ってる」と聞き流しましょう。
今までは、何かを言われるたびに理由もなく自分を責めていたのだと思います。
これからは、自分を責めるのをやめましょう。
何か言われたら、心の中で「それは正しくない。私はそうは思わない」と言い返しましょう。
そもそも親は子どもの心に愛というエネルギーを満たして子どもの人格を完成すべき存在であるのに、なんと、彼らは子どもたちに毒を与え続け、子どもからエネルギーを奪い続けるのです。
親が毒を持っていると気づいたあとは、自分を責めることは減ると思いますが、言われた時の嫌な気持ちを殺意には変えず、親を乗り越えるパワーとして使っていきましょう。
今まで毒親が押し付けてきたことは、裏返すと自分が欲しかったものに対する執着が元になっていることが多いかと思います。
これからは、毒親の心の中にある毒から発生する毒のある言葉を子どもに浴びせる毒親からは、一刻も早く精神的に離ることを考えてみましょう。可能であれば物理的に距離を置くことをお勧めします。
その毒親のことを考える時間はもったいないです。人生を変える時間に使いましょう。
1日も早く、気づきの後の行動を始めてください。
毒親が一番嫌がるのは、子どもが幸せになることです。
子の幸せを願う普通の親と一番違うところです。
毒親への復讐は、あなたが本当に「幸せ」になることです。
Love Infinityは、あなたが自分で自分を育て直すお手伝いをしています。
一緒に「幸せ」になりましょう!
こんな人生から抜け出したいと思った時が、人生を変えるチャンスです。
良かったらこちらでお話聞かせてくださいね。