毒親からの決別
親と縁を切りたいと思ったことはありますか?
子どもにそんなふうに思わせてしまうのは、その時点でその親は毒親なのでしょう。
毒の量も様々ですが、タイプも様々。
でも一番大切なことは、親が毒を持っているかもしれないと気づくことです。
まず、否定から入るのは、家族を愛する子どもとして、当然のこと。
でも、「もしかしたら」が「やっぱりそうなんだ」に変わると、
心が軽くなり始めます。
今回は、毒親からの決別について書いてみます。
どんな時に親と縁を切りたいと思うのかな
小さい頃から親との関係がしっくりいかず、誰にも相談できずに悩んでいる人はたくさんいます。
しっくりいかない理由は、千差万別ですが、多いものをいくつか挙げてみましょう。
- 干渉される・自由を与えてもらえない
- 何を言っても仕方がないので、諦めている
- 親の機嫌を伺うのに疲れる
- 兄弟を平等に扱わない
- 誰かの悪口ばかり聞かされる
- 給料を搾取する
- 友人や、付き合う人にケチをつける
- 夫婦関係が破綻している
- 虐待する親
- 気がつくと親ではなく自分を責めてしまう
- 親との関わりが嫌で、体調が悪くなる
- 怒りの感情を外に出せない
色々な要素が重なって、どうしても親と縁を切りたいと思う人は、
今の苦しみから、どうしたら逃れられるかを考えていることでしょう。
親と決別するとどうなるの?
できるできないは別として、もし大嫌いな親と別れることができたら、どんな人生を送ることができるか考えてみましょう。
- 自由に自分が思うとおりの人生を送ることができる
- 親の機嫌を伺わなくて良い
- 人と比べられることがなくなる
- 人の悪口を聞かなくて済む
- 自分で稼いだお金を自分だけのために使うことができる
- 好きになった人や仲の良い友人と気兼ねなく一緒に過ごすことができる
- 家の中がギスギスしていることに気を使うことがない
- 嫌な思いや痛い思いをしなくなる
- 自分を責めることが少なくなり、自己肯定感が生まれる
- 体調が良くなる
- 感情を外に出せるようになる
そうなのです!
親と決別すると、それまで嫌だな、困ったなと思っていたことが全てなくなると考えて良いのです。
そして、今まで感じたことがない「幸せ」を感じることができるようになります。
親との決別を邪魔するもの
そんなに良いことばかりなら、早速親との決別を始めなくちゃ! と思っても、
いざ決別しようとすると、いろいろなことが壁として立ちはだかります。
例えばどんな壁があるかというと、
- 自分の心がずっと飲まされていた親の毒に麻痺していて、毒だと思えない
- もしかしたらと思っても、相談して確認する相手がいない
- そんなことを思うなんてと、自分を責める
- 育ててくれた親を捨てることに罪悪感がある
親と決別するためにできること
なるべく接触を減らし、話す回数を減らす。
いきなり決別すると逆上する親もいるので、徐々に進めるのがお勧めです。
それほど子どもに執着しない親の場合は、家を出るだけで縁を切れます。
その場合、念のために行き先は知られないようにする方が良いでしょう。
しつこく執着してくる親の場合は、Xデーを決めて、決別を決行する必要が有ります。
この方法については、また別途書く予定です。